「イタリア美術とナポレオン」

f0119179_1211787.jpg京都文化博物館で24日まで行われていた「イタリア美術とナポレオン」を観に行きました。「妙心寺展」は最終日前日に漸く行けましたが、こちらは最終日の閉館30分前にかろうじて入館。実はどういう展覧会だかいまひとつわかってないまま、せっかく頂いたチケットを無駄にするのは勿体ないし・・・という「妙心寺展」とは気合の入り方が明らかに違うモモ母だったんですが、これが予想以上に良かった!
コルシカ島にあるフェッシュ美術館の収集品の中でも充実した17~18世紀イタリア宗教画や肖像画などを紹介したものなんですが、写実的で迫力ある作品の多さに驚きました。ナポレオン1世の叔父、ジョゼフ・フェッシュ枢機卿の肖像画は穏やかな表情にまず目が行くものの、視線を落とすと文書を持つ手のひらに青い血管が浮き出ていてとってもリアル。彼のコレクションが美術館の基礎となっていることを後で知りました。「難破船を救う聖女カタリナ・トマス」は荒れ狂う波の音が聞こえてきそうだし、「聖ペテロの殉教」は当時の人に衝撃を与えたのでは?と思うほど劇的。中世の宗教画では考えられない写実表現でした。ペテロと同じくバロックの巨匠ルカ・ジョルダーノが描く「聖セバスティアヌスの殉教」はさらに陰影と大胆な構図が圧倒的な迫力を放っていました。静物画も絨毯がかなりリアルだったり、熟れた果実が妙にエロティックだったり。いや、堪能いたしました!
[PR]
by mmcmp | 2009-05-25 02:18 | 観劇・鑑賞 | Comments(0)
<< ほうじ茶にして良かった☆ 七分づき >>