和菓子のチカラ

f0119179_0115349.jpg日曜に下鴨の茶寮「ほうせん」に行きました。和菓子を買いには行っていたけれど、茶寮を利用するのは2年ぶりです。お店を目指して歩いていると前を行くタクシーが店の駐車場に停めようとしている模様。そうか、今やこの店はタクシーで乗りつけるところなんですね。初めて訪れた頃は滅多に他のお客さんに会いませんでしたが、最近はいつも若いカップルから中高年のグループまで広い世代が頻繁に訪れています。でもお部屋が二つあるので他のお客さんと隔てられていたり、同じ部屋でも机が離れて置かれているので、さほど気になりませんでした。
お願いしたのは和菓子と冷抹茶のセット(1050円)。栗のお菓子が食べたかったんですが、まだなかったので「初雁」という銘の薯蕷饅頭を選びました(こちらで栗をいただかなったので、キッチンガーデンで買いたくなったのかも・・・)。グラスに入れられた冷たい抹茶が涼しげで、お部屋も夏のしつらいだけど、お饅頭に描かれた雁を見た瞬間、ああ、秋だなぁと実感しました。雁って寧ろ晩秋の雰囲気を漂わせています。国定忠治のストーリーはよく知りませんが、「赤城の山も今宵限り・・」の名場面は秋のイメージ。和f0119179_0351081.jpg菓子ってそこに描かれたモチーフや銘で季節を見事に表現しているんですね。丸い饅頭には秋が凝縮されていました。でもこれ、雁の渡りを知らない外国の人にはまるで通じないワケですが、20年後、30年後の日本人も国定忠治は知らなくても雁は知ってて欲しいなぁ・・・と思う初秋でした。
ほうせん
下鴨西高木町
075-712-1270
10時~17時  
水休
http://www.housendo.com/index.html
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by mmcmp | 2009-09-16 00:41 | 京都のカフェ | Comments(0)
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