「イメージの魔術師 エロール・ル・カイン展」

f0119179_0233850.jpg伊勢丹7階の美術館「えき」KYOTOで27日まで行われている「エロール・ル・カイン展」に行きました。シンガポールに生まれ、インドなどで幼少期を過ごし、15歳でイギリスに渡ってアニメ製作に携わり、映画のラフスケッチを元に「アーサー王の剣」を出版して絵本作家になったエロール・ル・カインの絵本原画展。なるほど、アニメの仕事をした人だけあって、構図や人物に動きがあって、今にも動き出しそう。「りんご村の危機」の俯瞰からみた光景は、そのままズームインしたり、アングルを変えて見せるようなアニメ映像を想像してしまいました。下絵スケッチと完成した作品では位置が全く逆向きになってるものもあって、いわゆる洋画とか日本画とかを描く人って、そういうことをするのは稀だと思うんですが、こういうことを簡単にやってしまうのはアニメの人ならではだと感じました。
装飾性に富んだ作品はどれも美しいけれど、やはり出色は「キューピッドとプシケー」。ビアズリーの影響が見てとれるモノクロの世界は芸術性が高く、大胆な構図に緻密な筆致が印象的です。帰りには「キューピッドとプシケー」の絵はがきとチケットホルダーを買いました。美しい絵のホルダーに美術展や演劇のチケットを保存できるなんてシアワセ。さて、来年はどんな芝居や展覧会に出会えるでしょうか?
http://www.wjr-isetan.com/kyoto/floorevent/index_7f.html
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by mmcmp | 2009-12-23 01:00 | 観劇・鑑賞 | Comments(0)
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