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「DOWN TOWN FOLLIES Vol.7」

「DOWN TOWN FOLLIES Vol.7」_f0119179_0462215.jpg京都造形大学内にある「春秋座」で「DOWN TOWN FOLLIES」を観ました。誘ってもらったので何の前知識もなく行ったのですが予想外の面白さでした。ミュージカルから歌謡曲、バレエなどの音楽と共につづるコントレビューみたいな感じで、最初はとちょっと違和感あって、これって振り付けとか台詞覚えとか衣装替えとか大変そうだけど、その割りにはハズしてるよね・・・と思ってたんですが、「マイフェアレディ」の歌で「たらちね」を演じるというミュージカル落語あたりからネタが面白くなったのと、こっちがノリに慣れてきたのとで俄然面白くなりました。特にクッション的に入る「ガリレオ」のパロディは秀逸で、福山風の男が黒板や床に何やらひらめいたものを書きなぐった後で妙な動きをするんですが、その時は意味不明だけど、音楽に合わせて再度やってみせると、「かもめの水兵さん」「津軽海峡冬景色」「宇宙戦艦ヤマト」の振り付けになっているというもの。椅子の背もたれを噛む動きが「イスカンダル」だったりするワケですね。
島田歌穂、香津たつき、平澤智、北村岳子の4人が実に多彩なキャラを次々演じていて、コントやパロディはヘタな役者がやると単なるおふざけに見えてしまうけど、みんな達者で力のある人達なので、動きが細部までとてもキレイ。これが7作目らしく、叶姉妹ネタや演劇講座ネタは前作からのシリーズものみたい。で、あ、これは「あほんだらすけ」のミュージカル版よね、と思いました。なので、多分毎年お約束のキャラを観に行くのが楽しいんでしょうね。機会があれば次回以降も観てみたいものです。
by mmcmp | 2010-04-18 01:34 | 観劇・鑑賞 | Comments(0)
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