「セピアの庭で」

f0119179_23542610.jpg検索ワードを見ると、どんなキーワードやフレーズでこのブログを訪れてくださったのかがわかって面白い。しかも知らなかった情報を下さいます。先月「セピアの庭で 閉店」のフレーズで来られた方がおられたようで、その方のおかげで初めて渋谷の「セピアの庭で」が1月24日に閉店していたことを知りました。
「セピアの庭で」と京都の「伽藍」には共通点がたくさんありました。レンガの外観から木の二重扉を押して中に入ると、カウンターとテーブルの落ち着いた空間。「伽藍」のカウンターには真っ赤なバラが、「セピアの庭で」には白いカサブランカが飾られていました。豆はどちらも神戸の萩原珈琲。価格設定が高いことも共通していました。違うのはモモ母が「伽藍」に唯一足りないと思っていた歳月。こちらは24年間営業されていたそうです。同じく渋谷の老舗珈琲店として有名なHは店は年季が入ってるけど若いスタッフの対応ぶりが興ざめだったのに対して、こちらのマスターは大人の粋を感じさせました。出版社勤務のNさんが京都にいらした時に「あの店なくなったんだよ」という話をしたんですが、荻窪に長く住んでいた彼女に雑誌で何度か見たRというカフェってどんな感じか尋ねてみたら、わざわざ行く店ではないとのこと。それより荻窪なら「邪宗門」へとNさん。「あそこもあの奥さんが元気な間に行かないと」うん、確かに。残念ながら今度は行けないと思うので、まだまだずっとあそこには営業を続けてもらいたいです。お店が閉店すると、居心地の良い空間も、美味しいものも、お店の人が醸し出す雰囲気も、永遠になくなってしまうんですよね・・・。
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by mmcmp | 2010-11-19 00:35 | 追憶の店・風景 | Comments(4)
Commented by 畑貴一郎 at 2011-09-03 16:04 x
初めまして、久しぶりにセピアの庭でを検索してこちらのブログ参りました。
京都にもセピアのようなお店があったのですね…
ふと寄らせていただきましたのでコメントさせていただきました。
Commented by mmcmp at 2011-09-03 18:13
コメントありがとうございます。
今も「セピアの庭で」や「伽藍」等の検索ワードで来てくださる方がおられ、その度に嬉しい気持ちになっています。
時々、ふと思い出したくなる店ですよね。伽藍はパスタの店になりましたが、セピアの跡は新しい店になっているのでしょうか?ご主人、どうしておられるのでしょうね。
Commented by 畑 貴一郎 at 2011-09-11 21:50 x
お返事ありがとうございます。
次のテナントは決まっていると話してましたが、おもひでを殺すようでいっていません。
マスターは長野でお百姓さんの手伝いをするとか言ってました。
閉店に行けなくて悔やんでいます…
あの珈琲碗コレクションもどうなったのやら…
Commented by mmcmp at 2011-09-12 19:45
マスターは長野で農業ですか・・・。平均律みたいに都内のどこかで再開されるのではと思っていました。
でも、東京にはまだまだ端正な店がたくさんありますよね。京都は別のタイプの魅力的な店はたくさんありますが、こうした店がもっとあればと思っています。
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