「ラヂオの時代」&「もうひとつの京都」

f0119179_21322730.jpgエキサイトにコメントいただいていた京都工芸繊維大学美術工芸資料館にモモ母も行ってみました。初めて入ったキャンパスは若葉がレンガの建物に映えてキレイ。8日までの展覧会は、1階が「ラヂオの時代-谷川俊太郎コレクションを中心に-」で2階が「もうひとつの京都-モダニズム建築から見えてくるもの-」。谷川俊太郎がこんなに数多くのラジオを収集する程のマニアだったなんて初めて知りました。1920年代のアメリカ製のスピーカーにはギリシャ神話みたいな女性が描かれていたり、鳥がデザインされていたり。最先端だったラジオは贅沢品で、意匠も斬新だったんでしょうね。どれも茶色っぽいと思ったら、当時は木製でした。40年代頃になるとプラスチックで色も多彩に。今はオールデイズと呼ばれるヒットソングが流れるとワクワクしたんだろうなぁ・・・。
2階は明治以降の京都のモダニズム建築を写真や模型、パースなどで紹介、長い木造文化の伝統と街並みの京都モダニズム思想がどのように受f0119179_22202163.jpg容されてきたかを探るというもの。会場に入ると、前日まさに前を通った「喫茶いのん」向かいの旧京都中央電話局上分局や仕事帰りにしょっちゅう目にする西陣分局が紹介されていました。岩元禄デザインの西陣分局の裸婦像は当時かなりセンセーショナルだったそう。何気なく見ている建物の高い機能性とデザイン性を再認識しました。こんな素敵な資料館があったこともこんな興味深い展覧会があったことも今まで知りませんでした。最終日だったけど、行けて良かったです。
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by mmcmp | 2011-05-08 22:27 | 観劇・鑑賞 | Trackback | Comments(8)
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Commented by 葉っぱ at 2011-05-09 00:23 x
素敵な展覧会でしたね。この建物もモダニズム建築だったのね、といちいち驚きながら見ていました。あまりにも普通に周りに馴染んでいますから、気づきませんでした。モダニズム建築って、もっと注目されていい分野だと思うのですが、京都ではまだまだ現役のモダニズム建築。文化財として、お飾り的な存在になるのはまだまだ早いですね。
Commented by mmcmp at 2011-05-09 23:30
大学の資料館だからか、解説もわかりやすく、当時の建築家さん達が西洋の影響を受けつつ新しいものを創り出そうとする意気込みが感じられました。展示室の合間にキャンパスが見えるのも良かったです。
教えていただいて有難うございました。マイナーだけど良質な展覧会をちゃんとチェックされてて、スゴイですね。京都にいながら全然知らなくて、お恥ずかしいです・・・。
Commented by ぼの at 2011-05-11 23:53 x
わぁ、この展覧会、行きたかったです~、、二つともなぜか心惹かれるもので、期間も長かったのに残念・・・まだまだ時間ある、と油断してるときに限って逃してしまうものですね
「ラジオの時間」のポスターも素敵だなぁと・・木製のラジオ見たかったです☆
Commented by mmcmp at 2011-05-13 21:35
ぼのさんも興味がおありでしたか☆ 皆さん良いイベントをよく御存知ですね!私は会期の終盤にコメントで教えていただくまで知らなくてお恥ずかしいです。
谷川さんのラジオコレクションは大学に寄贈されたそうなので、また展示される機会があるのではないかと思います。それと、大江町にも個人のコレクターさんが開設されたラジオ博物館が先月できました。ラジオ全盛期を知るファンって結構おられるんですね。
Commented by ぼの at 2011-05-14 17:55 x
そうなんですね!ありがとうございます☆寄贈されたのなら、また見る機会があるかもしれません。
京都にはモダニズム建築もたくさん残っていますよね。
素敵な建造物や一般のお宅でも、中の雰囲気やどんな暮らしをしてらっしゃるのか、と想像が膨らみます。
ラジオにしても建築にしても、やや古いものってなぜだか惹かれます☆
Commented by 葉っぱ at 2011-05-14 19:37 x
モモ母さん、こんばんは。イラストレーターの大橋歩氏が主宰されていた雑誌「アルネ」第26号が谷川氏の特集でした。大橋さんが谷川さんの自宅へ伺ってインタビューをされたのですが、谷川さんの自宅のお部屋の写真も掲載されており、ラジオのコレクションも見ることができます。私は内容を忘れて展覧会に行ってしまったので、帰宅して「アルネ」の事を思いだし、かなり後悔してしまいました。行く前に読み直せば良かった。「アルネ」は四条のジュンク堂でも取り扱いがありますので、モモ母さんも機会があれば是非ご覧になってみて下さい。
Commented by mmcmp at 2011-05-15 03:12
ぼの様
時代を感じさせる古いものって、長く使ってきた人がいたことを感じさせて良いですよね。
確かに銀行や電話局等だった建物は勿論、一般の住宅にも素敵な建物が残ってますね。駒井邸とか著明な建築家によるものだけでなく、普通の家にもモダンな洋館があったり、日本家屋の一角だけ洋館になってたり。帰り道に下鴨の住宅街を歩いていると、そういうお宅もあったりして、素敵でした。
Commented by mmcmp at 2011-05-15 03:20
葉っぱ様
展示の中には谷川邸の様子を再現した部屋もありましたね。1階の展覧会のパンフレットを持ち帰りました(無料でもらえるところがスゴイですね)が、そこにもラジオマニアぶりが書かれてました。昔のラジオ少年達は自分で組み立てたり、修理したりすることにも夢中になったようで、だからラジオ少女はあまりいないのかな?なんて。
「アルネ」、機会があったら見てみます☆
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