祇園祭は絽の着物

f0119179_22522095.jpg今年の祇園祭は週末に宵山と山鉾巡行があったので、大勢の人が見物に訪れたようです。宵山に登場した「一乗寺ブリュワリー」の地ビール、事務所のS君が飲んだそうで、美味しかったと言っていました。
宵山といえば、中京に暮らす70代のTさんによると、子供の頃は宵山に浴衣を着ることはなかったそう。地蔵盆は浴衣だけど、祇園祭は高価な絽の着物を着せてもらったのだとか。なるほど、さもありなん。歴史ある祇園祭ですが、浴衣見物が一般的になったのは戦後のようです。京都で生まれ育った人にその話をすると、「そら、本来浴衣を着て歩けるのはご町内くらいやもんなぁ」と納得されます。モモ母は着物は着ませんが、浴衣はいわばTシャツ、ジーパンみたいな常着、かたや絽の着物はフォーマルウェアみたいなよそ行き着という格の違いはわかります。京都の人なら祇園祭と地蔵盆の「ハレトケ」の違いも理解できる。勿論、エアコンの効いた部屋ならいざしらず、近年の猛暑の中、混雑する宵山には絽の着物に長襦袢より浴衣の方が理にかなってます。値段的にもリーズナブルだから売る方も売りやすい。時代と共にスタイルが変わるのは当たり前。子供の頃、宿泊した東京のホテルでサンダルを履いていたら注意されたことがあったけど、今はサンダル履きや浴衣姿の客を注意するホテルは少ないと思います。でも、そうした服装や行事の格の違いを理解できる程度の知識と感覚はいつまでも持っていたい。将来、結婚式やお葬式にTシャツで列席しても平気な世の中になれば、話は別ですが・・・。
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by mmcmp | 2011-07-17 23:35 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
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