「小森文男展」

f0119179_12104517.jpgもうとっくに終わってしまったのですが、モモと最後のお散歩をした日曜の昼は新町上立売の町家ギャラリー「Be京都」で行われていた「小森文男展」に行きました。小森さんと王石明さんという2人の水墨画家を知ったのは、ほぼ同時期。小さな情報誌の取材がきっかけでした。石仏や花を温かく穏やかなタッチで描く小森さんは、アバンギャルドでアグレッシブな王さんとは対照的な作風でした。長く作品展を拝見していましたが、ここ数年はちょっとご無沙汰。5月に「Be京都」でされるのを知って、久々にのぞきました。
篝火や牡丹など以前も拝見したモチーフの作品もあるのですが、全体的に以前より構図や線がシャープで、デザイン性が増した印象を受けました。奥の間に入るとライブパフォーマンスで描かれた襖絵があり、素朴な石仏を描いていた人とは思えないエネルギッシュでモダンアートの様な作品でした。うちに秘めておられた熱情が噴出した感じ。床の間の朝顔も真っ白な画面に連なる黒い葉がとってもオシャレ。初めてお会いしてから随分とf0119179_12505791.jpg歳月が流れているのに、作風は寧ろ前より若々しい。来場者とお茶を飲みながら、小森さんが「絵は描き続けることが大事。スポーツと一緒で休んだら現役選手の頃には戻られへん。休んでもいつか再開するつもりで人の絵を見てたら良いけど、絵の世界から遠ざかったらもう使い物にならへん」というようなことをおっしゃってました。そういえば、色んな展覧会の会場に置かれた芳名録に小森さんのお名前をよくみつけたものです。今の小森さんの世界を拝見でき、とても刺激になりました。
http://www.be-kyoto.jp/index.html
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by mmcmp | 2012-06-11 12:52 | 観劇・鑑賞 | Trackback | Comments(0)
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