「源氏物語」

f0119179_15583532.jpg思いがけず南座で21日まで行われている市川海老蔵特別公演「源氏物語」を観る機会に恵まれました。荒事がお家芸で、彼自身のキャラから言っても海老蔵はミスキャストじゃないの?と新聞広告の写真を見て思っていたんですが、足を運んでみると見事に光源氏。20代の頃から何度も源氏を演じて来たそうで、役者ってすごいなぁと再認識しました。
歌舞伎とオペラと能のコラボとあって、輝く雪が舞う幕開けで始まった舞台にはチェンバロの演奏が流れ、メトロポリタンオペラで活躍すると言うカウンターテナーのアンソニー・ロス・コスタンツォの美しい歌声が響きます。ブログラムには掲載されてたそうですが、入手してないモモ母には歌詞がわからないのが残念。しかも、彼の役は惟光だったのね・・・と終演後に知りました。桐壺帝や六条御息所を能の演者が担当していたのも効果的でした。30分の休憩を入れても2時間程の舞台なので、登場人物は限られ、台詞での説明で済ましたりもしていたのに、夕顔のエピソードは盛り込まれていて、日本人って夕顔が好きだよねと思う。尾上右近の夕顔が生霊に取り殺される時の舞も良かった。池坊の華道家さん達が桜の木を挿す生け花?の演出はいらんと思うけど・・・。それと、ラストに源氏が言う「光に導かれて須磨に向かおう」ってのも違うと思う。現代アレンジの長所と短所が入り混じった舞台でした。
http://www.shochiku.co.jp/play/minamiza/schedule/2014/4/post_145.php
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by mmcmp | 2014-04-20 16:23 | 観劇・鑑賞 | Comments(0)
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