「琳派展19鈴木其一 江戸琳派の旗手」

f0119179_22134415.jpg先日チケットショップの前を通ったら、「アール・ヌーヴォーの装飾磁器」展のチケットが売られていて、へぇ~28日からそんなのやるのねと思って細見美術館のサイトを見たら、19日まで鈴木其一展をやってるではないですか。知らんかった・・・。最終日前日の土曜に慌てて出かけました。
其一といえば朝顔図屏風ですが、この展覧会には出品されていません。あると思って訪れる人が多いのか、入口にも注意書きされてました。其一だけでなく鈴木抱一の最初の弟子で26歳で急死したという鈴木鈴木蠣潭(れいたん)の作品も観られたのは貴重。朝顔図屏風の華美な印象が強い其一ですが、四季の植物を水墨で描いた雑面巻や「有掛絵ふ字尽くし図」など渋いものも。有掛と言われる時期に「ふ」のつくものを七種類贈る習慣があったそうで、地味な絵だけど富士山や舟、舟人など7つのモチーフが描かれてるのが面白い。初日を囲む様に円を描いて手を繋ぐ五匹の猿がとっても可愛い「日出五猿図」は、五猿で「ご縁」の意味だそう。「達磨図凧」は写実的でインパクトのある達磨像で、達磨にこんなに人間らしさを感じたのは初めてかも。江戸時代の凧が残ってるのは貴重とのこと。芸術を探求する哲学的な画家もいるけど、其一は高い描写力と独特のセンスを持ったグラフィックデザイナーみたい。年表を見るとコレラで亡くなってるんですね。江戸後期にいた絵師の息遣いを感じる魅力的な作品展でした。行けて良かったです。(解説は巡回したサントリー美術館のものもご参考下さい)
http://www.emuseum.or.jp/index.html
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by mmcmp | 2017-02-18 23:18 | 観劇・鑑賞 | Comments(0)
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