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「デビュー50周年記念展 池田理代子」

「デビュー50周年記念展 池田理代子」_f0119179_22474643.jpg籠池さんの長男のツイッターへのリツイートに保護者と思われる方の興味深い書き込みが。維新は小学校を作らせようと動いていたのに、突然手のひらを返して森友を潰しにかかっている模様。長男の言い分が正しければ系列保育園の保育士不足は大阪市の介入で保育士が辞めたからだとか。報道ではなかなかその辺りの経緯が伝わって来ないですね。
さて、芳年だけでなく、やっぱり池田理代子展も観たいと思い、最終日に京都高島屋に行って来ました。モモ母世代の女子にとってベルばらは大きな影響力がありました。フランス革命に興味を持ったのもこの漫画だし、初めての海外旅行でベルサイユ宮殿を訪れた時の感動は忘れられません。ちなみに次は「ウルトラセブン展」をやるそうで、モモ母世代の男子ってセブンが好きですよね。で、会場はかつての少女たちで賑わっていたんですが、白髪の女性も結構おられました。いくつになっても心は乙女。モモ母は子供の頃、漫画を描いてまして、りぼんの漫画スクールにも何度か投稿したことがあったので、原画を見るとワクワクします。先日、テレビでながやす巧の仕事風景を取材していて、スクリーントーンを削って複雑な表現をされてて驚いたんですが、半世紀前の池田理代子の原画は線の入れ方もスクリーントーンの使い方もシンブル。自分も髪型や髪に縦線を入れる手法などを真似て描いてたなぁと懐かしい。でも、ストーリーは原爆症が出てきたり、かなり社会派な作品を描いてたんですね。民衆の側に立ったオスカルにも「心は自由なのだ。自由なのはこころのみにあらず!! 人間はその指先1本、髪の毛1本にいたるまで、すべて平等であり自由であるべきだ」と言わせている。当時は当たり前のこととして読んでいたけど、共謀罪が成立しようとしている今、見ると、妙な気分。共謀罪で日本はフランス人権宣言から離れていくとの指摘もあり、大人になって、しかも絶妙のタイミングでこの場面に再会した不思議を感じずにはいられませんでした。行って良かったです。
https://www.takashimaya.co.jp/base/corp/topics/170215d.pdf
by mmcmp | 2017-04-24 02:59 | 観劇・鑑賞 | Comments(0)
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