東京・下北沢スズナリで21日まで上演されてる「あほんだらすけ29th」を観ました。オープニングのテレビショッピングはエクレアが潰れずに持ち運べて、缶ビールも飲める「ガードの卓造」。コロコロクリーナーみたいな? 取っ手は痴漢と間違われずに済むスグレモノ。山口・大森の「地球まるごといただき団」は狼少年ケンやソランなどの白黒アニメの主題歌メドレーが懐かしかった。ムーンライトマスクはアポロやマーブル、ブラックサンダーなどのチョコ軍団だったけど、いつもの大森さんがすぐに自滅してしまい、今年は山口さんがアクション。これって初めてのパターンかも。ここ数年出てなかったまいど豊が復活したので、「愛の戦士小日向くん」のお相手もまいどさん演じる吉田課長に。ヨガスタジオのミラーの向こうで小日向くんが吉田課長の動きにシンクロするのが不気味で面白かった。そういえばヨガって流行ってるみたいですね。マジックコーナーでの
ボビーも復活。やっぱり通訳はボビーじゃないと。でも、メイクがちょっと変わって宝塚みたいになってました。脚立に座ったたかはしさんと大森さんによる「語る詩人の会」は「うぐいすパンはうぐいす色」「でも、あれってメジロ色だよね」が妙に受けました。
人情喜劇は亡くなった家族が次々現れる不思議な世界。死んで悲しまれない人なんていない、残された者は精一杯生きろというメッセージをこめた今回の話はかつての仲間・
能見達也さんの追悼ですね。
18日には「偲ぶ会」も行われた様で、観劇日が1日早かったら、参加したかったです。ちなみに18日は北口で
下北沢駅前マーケットのさよならイベントもあった様で、今年限りでクローズするというマーケットを観劇前に歩いてみたけど、もう殆ど残ってませんでした。毎年恒例の「あほんだらすけ」、今年も行って良かった!
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