町家に住むということ

f0119179_23461793.jpg19日から開催されている楽町楽家のイベントのひとつ「住みたい町家を探しに行こう スタンプラリー」の物件を、2軒まわりました。町家に住みたい人に実際に賃貸や売りに出ている町家を見てもらおうというもの。
「フランジパニ」の奥さんが、「夏は暑く、冬は寒くて住みづらい」とおっしゃってましたが、そういう欠点を差し引いても町家に大きな魅力を感じるのは、独特の風情があるからだと思うのですが、住みやすさを求めて中途半端に改修した結果、その風情が失われると、ただの古い家に見えてしまう。かと言って、町家らしさを残すとトイレは外だし、土間に高い天井の台所は冬は相当寒そうで、住むには覚悟がいりそうです。こうして見ると、よその人の目を意識した町家店舗は、かなりお金をかけて作りこまれていることがわかります。でも住まいとしての町家は、美意識より利便性重視、かと言って十分な費用はかけられず使い勝手の悪さは依然として残るものの方が多いのではないかと感じました。とは言え、7万円台で二階建ての一軒家が借りられたりするのは大きな魅力。「自分以外の誰かさん」ではなく、「自分自身」が住むことを前提にすると、数時間訪れて「いいなぁ~」と日頃思っているのとは違う視点で町家を眺めることになります。不動産物件としての町家めぐりは貴重な体験。スタンプラリーは20日も行なわれ、7軒中4軒まわるとストラップ、6軒まわると町家のミニチュアがもらえます。
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by mmcmp | 2007-05-20 00:25 | 雑感 | Comments(2)
Commented by エムケイ at 2007-05-20 22:23 x
スタンプラリーに御参加いただいてありがとうございました。
差し入れの「おこた」まで頂いてしまって、すみません。
珈琲でほっこり頂きました。

私自身、「町家」というものに接して、歴史的建造物の保存や
改修の問題について、いろいろと勉強をさせていただきました。
情報センターのスタッフの方にうかがったところ、
「借りたい」「貸したい」人の以降を尊重した保存、改修も
十分に可能で、関係者の意識を高めることも活動の目的の
一つだそうです。
「古いし値打ちない、誰も住まんやろ」
「町家ってどうやったら借りれんのん?」
といった段階のお客さんと、一から丁寧に話しを進められたらベスト、
と言っておられました。

「プロに相談せずに改修・改築、ひどいときには破壊までされてしまう」
それをなんとか防ぎたい、とか。
Commented by モモ母 at 2007-05-21 00:49 x
こちらこそ、住まいとしての町家を見る良い機会になりました。有難うございました。
西陣を中心に見ましたので、いずれの物件の周辺にも実際に住んでおられる町家がたくさんありました。それぞれの家で、今回見せていただいたような良さと問題点を抱えながら、暮らしておられるのだなぁと感じました。「楽町楽家」のほかのイベントにも、参加してみたいと思います。
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