町家に住むということ 2

f0119179_23583073.jpg20日も「楽町楽家」の町家見学に行きました。初日は家賃7万程度の賃貸2軒を見ましたが、この日は売り家2軒と店舗兼住宅用の賃貸1軒を訪問。さすがに売り家は見事に改修されて、明るく清潔感が溢れていました。2軒とも1階はバリアフリーで、浴室・トイレとも室内だし、照明などの演出も現代風。ただ、あまりにピカピカ過ぎると、町家らしさを求めて来た人の評価は意外に低く、モモ母が最後に訪れた大きな賃貸物件が最も人気とのことでした。確かにそこには使い込まれた階段箪笥、吹き抜けの台所、奥には土蔵もあって「これぞ町家」という感じではありました。
モモ母が住むならやはり売り家物件ですね。先に訪れた家の印象がとても良かったのですが、後の物件の方が2階が広いこと、1階に床暖房があf0119179_0315850.jpgること、耐震補強されていること等の点で、2軒目がベストかな。でも1ヶ月前に改修が完成したばかりというこの物件の改修費用は、総額2千万円以上してました。やっぱりそれくらいお金かけないと、快適な町家ライフは難しいんでしょうか・・・?
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by mmcmp | 2007-05-21 00:39 | 雑感 | Comments(6)
Commented by 三条大宮のフランス人 at 2007-05-21 20:29 x
実家は江戸末期にできたもので、長崎街道の宿場町だったその町に残る唯一の町家です。土壁のせいもあり、やっぱり風通しがいいです。いまやマンション暮らしになれたわたしは、帰省すると必ず風邪をひいてしまいます。
Commented by エムケイ at 2007-05-21 21:17 x
「楽町楽家」でほんのちょこっとお手伝いさせていただいたエムケイでございます。
費用に関して、はっきり「相場はいくら」とは伺いませんでした。ただ、持ち主が修復不可能と思っているような古い家でも、「案外安く直った」ケースも、ままあるそうです。
建築士さんいはく、「現代の建築と構造が違う。床が傾いていても、床だけ直せば済む」のだとか。
なるべくお安く、よい状態で残すためにも相談が欠かせないみたいです(^_^)
それにしても、町家は、明かりが上から落ちてくる感じが何とも言えず、よいですね。お撮りになった写真も、とってもステキです。
Commented by モモ母 at 2007-05-22 01:36 x
三条大宮のフランス人様のご実家は、トイレやお風呂は屋外ですか?
祖母が住んでた中堂寺の家は、台所は土間、トイレは外でお風呂はなく、夏は行水、冬は銭湯でした。古い町家には魅力を感じますが、急な階段やヒートショックが気になりますし、町家でなくても年配の方の家って、結構寒いですよね。
Commented by モモ母 at 2007-05-22 02:06 x
エムケイ様、お疲れ様でした。天窓や虫小窓から差し込む光は、良いですよね。見学に訪れた方が「町家ってこんなに暗いんですか?」とおっしゃってたそうですが、昔、オーストラリア人が「日本ではどうして昼間から電燈を点けるんだ?」と言ってたのを思い出しました。彼のマンションは薄暗かったですが、それが普通なのかも。今の日本は昼も夜も明るすぎ、イルミネーションも含めて電気を使いすぎかも知れません。ところで、エムケイ様は谷崎の「陰影礼賛」を読まれたことがありますか?町家を体験された今なら、彼の思いが実感としてわかるかも??
Commented by 三条大宮のフランス人 at 2007-05-22 03:34 x
実家は1969年に購入したもので、そのころで、既に築100年余。残念ながら、幼かったこともあり、もとの間取りなどは全く憶えていません。ほとんど廃屋状態だったものを改築・改修。大工さんが「大きな白い蛇をみた」と話してくれました。で、1階の半分は店舗。台所は土間ではないし、トイレも中、風呂もあり、階段もそう急ではありません。なので、正確には町家でないかもしれませんが。ただ床の間や書院造、欄間などはそのまま修復して今も健在ですし、太い梁もそのまま残しています。昨春地元TV局の取材を受けたとき、レポーターの新人女性アナが、部屋に入った途端「あッ、家のなかに木がある!!」と叫んでおりました。京都では珍しくない町家ですが、うちの町では珍しく、以前は小学生が先生に連れられて見学にもきてました。代官屋敷の並びだったことや、明治時代は町で初めての郵便局だったというのも見学の理由だと思われます。気密性のことを言えば、サッシを入れても土壁なのでスースーします。元気とはいえ、母のことを考えると、せめて彼女の部屋の床には断熱材くらい入れなければと思っています。
Commented by モモ母 at 2007-05-22 03:56 x
なるほど。江戸末期の建物の良さを残しつつ、使い勝手良く改修されてるんですね。スタンプラリーで一番人気となった大きな町家は確かに風情があるけど、つっかけ(皆さんわかりますか?)履いて庭に出ないとトイレにも風呂にも行けませんでした。その点、一番最初に訪れた賃貸物件は庭に面した風呂が廊下とつながって作られる等、借り手のことを考えた改修がされていました。
1人暮らしなら1軒目の売り家がちょうど良さそうです。2000万円台と手が出せそうな価格も魅力でした。ただ、前の通りが割と狭くて火事になった時に消防車が入れないかもと思ったことが、2軒目がベストと思った理由のひとつです。京都は路地など狭い道に建つ町家が多く、災害時は大変だろうと思います。耐震構造などがあったのも2軒目が良いと思った理由ですが、町家建築は意外と地震に強いと聞いたこともあります。
いずれにしても、そこまで考えて町家を見たのは初めてでした。やはり自分が住むことを前提にすると違います。
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