「ヘルプ」の野菜には作り手の名前や写真が書かれたり、解説があったりします。イチゴのところに「このイチゴは天然由来のものや安全性の高いもので病害虫を防いでいる」とあったのですが、その下に「一般にイチゴの農薬は50回くらい使用されます」と書かれていてちょっとビックリ。イチゴは苗から初めての収穫まで1年半、収穫も半年ほどかかるとかで、収穫期間中だけで30回以上の農薬散布をするようです。そんなに何度も農薬が使われてるなんて、初めて知りました。
なので試しに安全性が高いというのを買ってみたんですが、正直なところあんまり美味しくない。贈答用などに使われる甘くてジューシーなイチゴの味を知っていると、とても598円(通常750円)出してもう一度買う気にはなりません。近所の「
ワンドロップ」でイチゴはないか尋ねたら、5月頃に少し入る程度とのこと。この時期に巷にイチゴが大量に並ぶのはやっぱり不自然なのかも知れません。ちなみに「ワンドロップ」にあるリンゴはできるだけ農薬を使わないよう「限界に挑戦」しているんだそうですが、減農薬はあっても無農薬で育てた果物はほとんどなさそうです。リンゴは皮をむくからまだ良いとして、皮ごと食べる子供達も大好きなイチゴ。美味しさと安全は共存できないものなんでしょうか?少し探してみるつもりです。