2017年 02月 08日 ( 1 )

「東京原発」鑑賞から連日・・・

f0119179_1771159.jpg先週土曜、のぱら映画会で「東京原発」を観ました。原発が安全なら東京都庁に作れば?という反対派が考えそうなことを2002年に映画に、しかも深刻なドキュメンタリー調でなく役所広司や岸部一徳らによるエンタメ作品に仕上げてるのがスゴイ。こんな映画知らなかったと思ったら、製作から公開まで2年かかり、殆ど宣伝されなかったみたい。設定や説明台詞はかなりリアルで、プルトニウムを運ぶトラックが爆弾マニアにジャックさせるのも全くの絵空事でなく、事故前は普通に輸送車が道路を走ってたんですよね。でも、それは今だから分かることで、当時観ても十分理解できなかったし、ゾッとするエンディングも気づかずスルーしてたと思う。(興味のある方はこちらを)
翌日曜深夜、「お笑い芸人マコVS原発事故」を視聴。これを日テレが放送したことが驚き。2人がドイツに招かれた時、連邦放射線防護庁の人から「年20ミリシーベルトはドイツでは原発作業員の線量限度。帰還基準にするのは小学校に原発を作るのと同じ。本当に日本の国民はそれを受け入れたのか」と言われたとか。日本人は受け入れたんだよなぁ~と思っていたら、月曜小太郎くんのママから借りた冊子に避難者の声が掲載されてました。「帰れる場所に帰れるなら問題ないけれど、帰れない場所に帰すっていう線で国と村はやってるわけだべ」高齢の村民は孫が帰れない様な場所に帰っても山の恵みを口に出来ず、村の行事や日々の暮らしもたちゆかないことを、みんな知ってるけど、自分たちはあと5年か8年。「何十年か何百年後かにひ孫が帰った時に足跡を残しておくことが私らの仕事。まぁ、人生の挑戦だ」。もう安全だと思ってる人たちの声を紹介する報道が多かったから、こうした未来を見据えた覚悟を初めて知りました。そして火曜はこの記事で、1月に反原発活動に参加した埼玉県加須市の職員らが逮捕されたことを知りました。容疑は、一昨年9月に避難指示が解除された楢葉町の視察に訪れた際、レンタカー代を割り勘にしたことが道路運送法違反にあたるというもの。何それ? 「国の政策を傍観しているのは賛成しているのと同じ」という「東京原発」の台詞を思い返しています。
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by mmcmp | 2017-02-08 17:34 | 観劇・鑑賞 | Comments(0)