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今年の桜と日本人の変容

f0119179_17402515.jpg今年の桜は遅いけど、漸く咲いてきました。京都の桜は社寺の甍や格子がよく似合う。日本人は桜が好きですよね、嫌いだと言う人には逢ったことがありません。きっと幼い頃の希望に満ちた入学式の記憶がそうさせるんでしょう、9月入学ではこんなに桜好きにならないはず。「サイタサイタサクラガサイタ」の教科書で育った世代は、潔く散る桜が美しいと思うのかも知れませんが、今の日本の政治家達は見事に「潔さ」を失ったなと桜を見ながら思います。福田さんがやめた本当の理由が判明、彼は日本の為を思って辞任したんですね。森さんも発言の責任とって辞めた。中曽根さんでさえ教育勅語はちゃんと是正勧告してたらしい。今の閣僚は失言しても辞めないし、友達を簡単に裏切るし、部下に責任転嫁するし、国民に散ることを強いる教育を正当化するし。それを国民も本気で怒らないし。日本人の価値観はいつの間にか様変わりしたということでしょうか?
昨年12月、元大学総長夫人のAさんに「今の日本が危険だと気づいてない人が多いのか、気づいてるけど恐ろしいから黙ってる人が多いのか、どっちだと思われますか? 」と聞いたら、「そうね、①危機感のない人も②怖くて口を閉ざしている人もいるわね、そして③権力に擦り寄った方が得だと考える人もいますよ。でも④ダメなものはダメだと言わないといけませんね」と。なるほど、確かに③のf0119179_21511870.jpg人が思った以上に多い。新聞社の現状をつぶやいた菅野さんのツイートは今日、思い切り拡散された様ですが、これが今の日本。レ・ミゼラブルに感動したり、「お前も悪よのぅ・・」の越後屋を闇に葬る仕事人を見てストレス解消しつつ、自分自身は越後屋だったり、黙って見てるだけのその他大勢役に甘んじる人の何と多いことか。でも、政府の矛盾を市民が暴いて発信する現在の状況を「レジスタンス運動を見てるみたいだ」と表現した人がいました。あなたは今、①から④の何番でしょうか?
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by mmcmp | 2017-04-07 19:08 | 雑感 | Comments(0)

西陣の桜

f0119179_2236327.jpg水曜は父がデイケア施設の外出レクで、仁和寺の桜を見に行って来ました。たくさんの花見客が訪れていたそうです。御室の桜はほかより開花が遅く、今が見頃の様です。モモ母が毎年見るのは加茂川と京都御苑くらい。先週岩倉実相院に行ったけど、たまたま近くで取材があったから。でも、今年見ておこうかなと思ったのが、上立売の「雨宝院」の桜。桜の穴場とのコメントをいただき、調べてみると、「のばら珈琲」のすぐ近く。「のぱら珈琲」さんも「私も大好きです。今、侘助も咲いているそうですよ」とのことで、興味津々で訪れてみました。
境内は思ったより狭くて、狭いから余計に花が密集していて見事でした。驚いたことに、こんな小さなお寺にどうして?と思うくらい多くの人が。皆さんよくご存知なんですね。東に歩くと騎士の像がある公園に出ました。もう散ってましたが、ここの桜も綺麗です。寺之内の妙蓮寺にも久しぶりに行ってみました。モモ母はここの桜が大好き。西陣をぶらぶらするだけで、混雑した観光地に行かなくても、桜を楽しむことが出来ました。雨宝院も先日の「安井亭」も、当ブログによくコメント下さる方に教えてもらったもの。不特定f0119179_23273467.jpg多数に向けたマスメディア情報も必要だけど、狭い範囲で伝達される口コミの方が発信者と受け手の感性に共通性があるせいか満足度が高く、有益です。中には「あそこが良いらしい」と言われ、それって某ブログからの情報でしょ、あそこ大したことないから・・と思うこともあって、誰の情報を信じるかが重要ですが。今日は某店の方から、モモ母が好きなお店がもうすぐ閉店するとの情報を得ました。ショックだけど、事前に知れて良かった。口コミ情報ってホントに有難いです。
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by mmcmp | 2014-04-16 23:30 | 雑感 | Comments(0)

それでも花は咲く

f0119179_22424282.jpg京都の桜はすっかり見頃を過ぎましたが、それでも半木の道を散策する人は普段より多め。日本人は桜に特別な思いを抱くようです。今月初めに見たドキュメンタリー映画「100万回生きたねこ」で、絵本を読んだ女性たちの語りの中に、子供を産んだ時に生だけでなく死が見えたと言うのがありました。新たな命を産んだことで、自分の人生が前に進んでいることを自覚する。映画を見て日が経つので、ちょっとニュアンスが変わってるかも知れませんが、何かを失ったり衰えたりしながら終焉に向かう、そういうことも嫌じゃなくなったと言っていたのが印象的でした。
モモ母は出産経験がないので何とも言えませんが、前に進んだことを痛感する日々です。そして、人は前に進んでいることを確認するために桜を見るのかもと、ふと思う。卒業、入学といった門出を祝うように咲いていた桜、同僚と盛り上がった宴会の桜、年老いた肉親としみじみみつめる桜。そういえば「いのちがいちばん輝く日」でも終末期の女性が桜を眺めるシーンf0119179_23464650.jpgがありました。昨年モモと一緒に見た同じ桜を今年はむぎこと眺め、モモと歩いた河原には新たな歩道が整備されて「マザーウォーター」が撮影された頃の風景は少しずつ過去のものになっています。一年前に自立していた父はすっかり要介護老人になりました。それでも昨年と同じように桜は咲く。でも、桜も少しずつ前に進んでいるけれど、老木もまた人を魅了します。東北の桜はこれからが見頃とか。モモ母とは比べものにならないほど大きく変わった環境と、なかなか進まぬ復興の中で、それでも咲く花は、人々に何を語りかけるでしょうか?
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by mmcmp | 2013-04-12 23:52 | 雑感 | Comments(0)

名残りの桜

f0119179_2543947.jpg遅かった桜も見頃を過ぎて北山橋付近はほぼ葉桜に。「どこかお花見に行きましたか?」と何度か言われたけど、モモと散歩するくらいで、ご近所のあちこちで見られるし、ま、いいか・・・と思っていたものの、上賀茂神社は今が満開らしいので、ちょっとだけ見に行って来ました。
上賀茂神社で一番有名なのが一ノ鳥居を入ったところにある斎王桜。見事なベニシダレザクラです。写真をたくさん撮ったんですが、当ブログの写真サイズだとどうもしょぼくなるんですよね。大きな写真が載った「巨樹と花のページ」をリンクさせていただきますので、そちらでご覧下さい。確かに立派な斎王桜でしたが、二の鳥居の中の桜たちも清楚で素敵でした。東京でf0119179_33143100.jpg千鳥が淵などの桜を見た時、この潔さはお江戸向きだと思ったんですが、こうして見ると薄紅色の桜というのは朱塗りによく映える。そういえば、平安神宮や平野神社など京都の桜の名所には朱塗りの鳥居や建物がつきものです。ああ、美しい・・と楼門前でアップ写真を撮っていたら、バッテリーが突然なくなり、橋の向こうから狙った引きの写真を撮ることができませんでした・・・。おまけに帰宅して写真を取り込んでる間に雨が降り出し、木曜はお散歩に行けず。モモ、ゴメン・・・。
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by mmcmp | 2012-04-20 03:23 | 雑感 | Trackback | Comments(0)

モモ、サクラ、ユキヤナギ

f0119179_018954.jpg鴨川の桜も咲いてきました。見頃はまだ先ですが、週末は河原を歩く人がいっきに増えて春を実感しました。暫くモモとあちこちの桜見物を楽しめそうです。
ところでタレントTさんがイベント先に桜を活けに来ていた業者さんから聞いた話によると、桜の木は幹が弱いのだそう。一方、柳は強くてしっかり土に根を広げるので、河原には桜だけでなく桜と柳を交互に植えて水害時に土手が崩れるのを防ぐようにするのだそう。「桜柳をこきまぜて」と新古今に詠われたように古来からこの組み合わせは多用されたようですが、「桜のピンクと柳の緑のコントラストが好まれた」と解説されたものがほとんど。実は先人の防災の知恵が継承されてきたんですね。Tさんによるf0119179_0451228.jpgと、白く可憐な花を咲かせる雪柳も、低いけれど根が強く、柳と同じような効果があるとのこと。鴨川の桜並木の下には今、雪柳がとってもキレイです。雪柳の前にモモを立たせてバックに桜並木・・という写真を撮ろうとしたんですが、モモは下を向いて辺りに生えてるカラスノエンドウをしきりに食べようとするので、思うようなショットは撮れませんでした。カラスノエンドウはよく子供の頃、笛のようにピーピー鳴らして遊びました。今でも河原にたくさん生えています。
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by mmcmp | 2012-04-09 00:48 | モモ | Trackback | Comments(2)

お江戸の桜を愛でる

f0119179_1573212.jpgここ数年の東京滞在は半蔵門のホテルを常宿にしています。ホテル周辺はいつもは静かなエリアなんですが、今回はいつになく人が一杯。毎年桜のシーズンになると必ずニュース等で映像が流れる千鳥が淵がすぐ近くにあるからなんですね。「あなたが東京に来るのを待ってたかのよう」と言われた程タイミングよく満開になってくれたので、念願の千鳥が淵公園散策をしました。さすが見頃とあって焼そばなどの屋台も出て、賑やかな雰囲気。桜の向こうにビル群が見えるところがいかにも東京ですが、それが不思議と似合って絵になっていました。
新宿で観劇後は吉祥寺に移動。数年ぶりで井の頭公園を歩きました。こちらもすごい人で、橋を渡るのが大変なくらい。池に浮かぶボートを眺めながら、あ、確かあのボートに乗ったカップルは別れるなんて言ったよな・・・なんて西荻窪の大学に通っていた遠い日の春を思い出していました。京都にいると京都のはんなりした桜が美しいなんて思いがちだけど、こうして見るf0119179_2274095.jpgと、パッと咲く桜の潔さや大勢で繰り出すお花見の楽しみ方は寧ろ東京っぽいし、長い冬が過ぎ、待ちわびた春の訪れを実感させる雪国の桜こそ美しいようにも思います。いずれにしても、桜って東日本の花だね・・・と思ったモモ母でした。
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by mmcmp | 2010-04-08 02:35 | 雑感 | Comments(0)

妙蓮寺へ

f0119179_3232211.jpg堀川寺之内西入るの妙蓮寺では、毎月12日に「西陣楽市楽座桃山文化村」というフリーマーケットが行われています。始まったのは1995年10月だそうで、歴史はあるワケですが、いわゆるフリマなので、古着が山積みされていたり、リサイクル品が無造作に並べられたりと、玄人はだしの作品が並ぶ知恩寺や上賀茂神社の手づくり市のようなオシャレさとは程遠い風情。来る人の年齢層もグッと高めです。それでも知恩寺や上賀茂神社で見かける店も何軒かあって、「みずほ製菓」も出しているので、手づくり市に行けない時は重宝します。
今回はモモ母イチオシのサラダと別に海老、海苔、七味の3種類を買ってみました。試食用のサラダもオマケにつけてもらってちょっと嬉しい。海老を選ぶのは初めてだけど、試食したらなかなか好みの味だったのです。近江羽二重を使ったこちらのあられは軽やかで歯切れが良いので、つい食べ過ぎてします。一気になくならないよう要注意。買った後は境内を一回り。f0119179_48470.jpgいろんな種類の桜がお寺の瓦と初夏を思わせる空に映えて境内に華やぎを与えていました。写真は「虎の尾」という品種で、白っぽい花が可憐でした。
みずほ製菓
滋賀県犬上郡多賀町
0749-48-0135
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by mmcmp | 2009-04-13 04:09 | 京都でお買い物 | Comments(0)

夜桜ライトアップ

f0119179_1462513.jpgご近所、半木の道では桜の頃に「鴨川茶店」と称して茶席が出たり、琴の演奏があって、夜には桜のライトアップもあります。そんなことはすっかり忘れていたんですが、暗くなってからモモと買い物に出た帰りに北山橋辺りを見ると桜並木が幻想的に浮かび上がってたので、荷物を置きに帰って再び外出しました。
2年前にも書いたんですが、モモ母は一方でエコロジーを謳いながら、その一方で不自然な光を当て、植物に無理を強いて集客をする風潮ってヘン・・・と思っています。でも今年は長く咲いていたというのに、ほとんど見てなかったので、黒をバックにした枝垂桜や山桜が美しいと思う自分も確かにいて、なんかアンビバレントな気持ちになるわけです。昔、ここの桜の下で母と写真を撮りました。当時は車椅子で散策というのが今ほどメジャーではなかったけれど、何とか河原に出て春のひとときを楽しんだのでした。車がなく病院以外は遠出できないため、f0119179_1531247.jpg近くに桜の名所があって良かったと思います。やはり年々、樹勢が衰えているそうですが、やがてモモやモモ母が年をとっても、ここで桜が愛でられる様にと願っています。
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by mmcmp | 2009-04-12 01:59 | 雑感 | Comments(0)

花を愛でる

f0119179_23433875.jpg地下鉄の駅から地上に出たところで、美しく照らされた枝垂桜に出会い、ハッとしました。
最近は桜や紅葉のライトアップが増えましたね。確かにキレイだし、行けば感動はするのですが、集客のために色づき始めたばかりの紅葉や、桜のつぼみが膨らんだ頃から、毎晩、光を木に直接当てて眠りを妨げることに疑問も感じます。年々色づきが悪くなっている所も多いとききます。街路灯の光でも十分キレイだと思うのですが、ライトアップが当たり前になると街路灯ぐらいでは満足できなくなってくる。予備校講師のM先生が、今の子には「縁側」という言葉が通じないとおっしゃってましたが、そりゃあマンションで生まれ育った子は縁側がどんなものかイメージできないでしょう。同じようにライトアップばかり見てると、人にお膳立てしてもらった美しさしか受け入れられない子が出来そうでコワいです。花屋で売ってる花束は好きだけど、道端に咲く花には見向きもしない人、大人にもいますよね。かつて桜といえば山桜だったのが、いつしかソメイヨシノに代わり、今度は「ライトアップされたソメイヨシノ」になるかも知れないと思う今日この頃です。
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by mmcmp | 2007-04-13 00:29 | 雑感 | Comments(2)