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「御名残四月大歌舞伎」

「御名残四月大歌舞伎」_f0119179_2244346.jpg歌舞伎座の建て替え前に歌舞伎を観に行っている友人達に触発されて、モモ母も10数年ぶりに歌舞伎座に行きました。120年以上の歴史を持つ現在の歌舞伎座での興行も、いよいよ今月末まで。お客さん達は正面の「あと28日」の表示前で記念撮影。ロビーもいつもは1枚ずつという絵画がズラリと並び、その前には見るからに高そうな蘭の鉢植えが所狭しと置かれていて、館内でも撮影しまくりです。モモ母なんて名前入りの荷物が置かれた楽屋口まで撮っちゃいました。
観劇したのは夜の部。「実録先代萩」では仁左衛門と橋之助の息子が子役として登場してました。彼らもいずれ有名な役者になるんだろうな、その子役時代を観たというのは貴重な体験かも・・と思いつつ観ておりました。続いては「助六由縁江戸桜」。顔見世でも観た「助六」ですが、艶っぽくて好みなのは仁左衛門だけど、やっぱり「助六」は団十郎のための芝居という感じですね。モモ母がイメージする助六そのもので、型が決まるといかにも絵になります。玉三郎の揚巻は相変わらず美しい。でも登場場面での衣「御名残四月大歌舞伎」_f0119179_235486.jpg装は凝り過ぎで顔見世の時の方が好き。それにしてもさすが豪華キャスト。仁左衛門は今回はくわんべら門兵衛という引き立て役だし、勘三郎が団十郎と菊五郎の股をくぐるというまさに夢の競演。さよなら興行ならではの歌舞伎座を楽しませていただきました。
by mmcmp | 2010-04-05 23:10 | 観劇・鑑賞 | Comments(0)
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