東京滞在2日目は下北沢の「ザ・スズナリ」で
劇団東京ヴォードヴィルショー花組エキスプレスの「
あほんだらすけ」を観ました。モモ母にとっては毎年の恒例イベントですが、今年観たのは日曜なうえに楽日とあって超満員。席にたどりつくのも大変でした。
テレビショッピングのパロディ(今年はギタースタンドを健康グッズに見立ててました)に始まって、オープニングダンス、地球まるごといただき団からムーンライトマスクといういつもの構成で進行していきます。世界征服を企てる?地球まるごといただき団の山口良一と大森ヒロシの会話では、大森ヒロシの理想の女性が「ななこ」に戻ってました。正義の味方ムーンライトマスクは毎年テーマがあって、今年は古代文明。でっかいナンを持って登場したインダスに「何なんだ?」と聞くと「ナンだよ!」と答える。くだらないけど、やっぱり笑っちゃいます。劇団員が生演奏する「時間無駄之助とロスタイム」の今年の歌はタイムリーなワールドカップネタでした。「愛情物語」と呼ばれる人情喜劇は東京暮らしに疲れた息子と彼の帰省を素直に喜べない父の物語。穴に落ちたタヌキのポン太を助ける場面を舞台の前後で見せるなど工夫もされてて面白かったけど、
2年前の時代劇(モモ母たちは「なで肩の父上」と呼んでいます)が秀逸だったから、ちょっと物足りないかな。あっという間に2時間以上経過して、え?もう終わり?という感じで楽しませていただきました。千秋楽とあってカーテンコールで全員のダンスを2度も踊ってくれたりして、出演者と客席が一体になって盛り上がりました!