「喫茶葦島」の帰りに「
紫野和久傳」に行きました。「
西湖」を送る手配をした後、ふと丹波大納言のおぜんざい「よきかな」に目が行きました。「これ、かなり甘いですか?」と尋ねると「いえ、それほど甘くなくて小豆の味がしますよ」とのこと。「
宝泉堂」の「
京ぜんざい」を思わせ、
和久傳のものも試してみることにしました。
商品に添えられていた説明書に「善哉はお釈迦様が善行をなした弟子を『善き哉、善き哉』と褒めた言葉が由来と言われている」とありました。そんなおぜんざいは邪気を払い、穢れをふせぐのだそう。折りしも26日は土用の丑でウナギを食べて暑気払い。「ヘルプ」の
四万十ウナギが食べたいけれど、酷暑の中を高野から歩くのが億劫になって近所で買って済ませたので、今年は代わりに「よきかな」をプラス。そういえば、土用の入りにあんころを食べなかったから、ちょうど良いかも。器に入れると見るからに甘そう
だったけど、食べるとそれほどでもなくて、形のしっかりした宝泉堂のものとはまた違う味わいがあります。茶寮で
ソルべに添えられてた小豆もこれだったんですね。
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紫野和久傳 堺町店
堺町通御池下る
tel 075-223-3600
10時30分~19時30分 無休
http://www.wakuden.jp/