人気ブログランキング | 話題のタグを見る

平成の葵祭

平成の葵祭_f0119179_0385347.jpg5月15日は葵祭でした。今年は日曜だったので久々に家の近くの賀茂街道から見物しました。昨年は土曜で仕事帰りに御所に寄り、出発前の高揚感が心地よかったんですが、今年はゴール前の北山辺りで見たもんだから、皆さんさすがにお疲れモード。普段着慣れない装束をつけて御所から下鴨神社を経て上賀茂神社まで8キロの距離を歩くんだからそりゃ疲れるよね。本当にご苦労様です。でも、子供の頃に毎年ここから見ていた行列もこんなに疲れてたっけ・・?
行列の人達や御所車などに飾られるフタバアオイの葉はかつてあちこちに自生していたそうですが、今は滅多に見かけなくなりました。祭で使うアオイは地元の小学生や「葵プロジェクト」の人達が大切に育て平成の葵祭_f0119179_1195422.jpgています。行列の学生アルバイトも最近は集めるのが大変らしいです。以前は行列の人がメガネをかけたり腕時計をしてるのにものすごい違和感を感じましたが、今はそんなこと言ってたら人が集まらないでしょうね。まして貴族っぽく雅に歩けなんて言えません・・・。装束を揃えたり、着付けやお化粧などの裏方さん達を含め大勢の努力で続く大切な伝統行事ではありますが、王朝行列と表現されるものの、時代と共にどんどん仮装行列化してる気がしたのは、モモ母だけでしょうか?
by mmcmp | 2011-05-16 01:30 | 雑感 | Trackback | Comments(2)
Commented by ゆきち at 2011-05-16 03:18 x
記事、楽しく読ませていただきました。時代が変化している、自分が年齢を重ねて、いろんな物の見方ができるようになっている それが理由でしょうか。上賀茂、今の時期、大田神社のかきつばた もうピークは過ぎてるんですかねぇ。もうすぐ蛍の季節ですね。近くに住んでたら見に行けるのになぁ。
Commented by mmcmp at 2011-05-17 02:25
そうなんですよね~子供の頃に見た行列も今思えば疲れてたのかもと思います。今年の皆さんも彼らなりに頑張っておられましたし。
先日、舞妓さんは10代でもプロだという話を友人としたんですが、祭を支えるのはプロでも、行列するのは舞妓さん1日体験の観光客みたいなのは仕方ないことなんでしょうね。実際にわか仕立てなんだし。
そういえば、見物客の中に太田神社のかきつばたが見頃だと話してる人がおられました。蛍ももうすぐですね。
<< 雨音とビル・エヴァンス 意外と落ち着く「!」 >>