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大人のための絵本カフェ

大人のための絵本カフェ_f0119179_050419.jpg宝ヶ池通りの絵本カフェ「響き館」を訪れました。絵本カフェといっても子供の入店はお断りという大人が心静かに絵本を読むための場所。入口には歓談のみの入店もご遠慮くださいと書かれていました。その理由が、店内に入るとよ~くわかります。小さいけれど、居心地の良い、「cozy」という言葉がぴったりの空間に絵本がきれいに並んでいます。流れる音楽も音量といい、曲調といい、本を読むのにぴったり。なので、ご一緒したタレントTさんとは2人席に向かい合って座らず、1人ずつ並んで座って、それぞれ思い思いの本を手にして過ごすことにしました。オーダーした「ロンネフェルト紅茶」(500円)と「焼き菓子」(380円)をいただきながらの会話も、ほかのお客さんの迷惑にならないよう、小声で。それが全然窮屈じゃなく、漂うトーンに同化して気持ちが良い。
用事があってTさんが先に帰られてからも、岩倉在住だという本荘正彦の「次の日曜日が来るまえに」という美しい絵本などを読んでいたら、オーナーさんがおすすめ絵本の朗読映像を見せて下さいました。通常は「いつもだれかが」を流すそうですが、モモ母だけになっていたので、大好きだと大人のための絵本カフェ_f0119179_1175439.jpg言っていたからと「大きな木」を。昨年村上春樹の新訳が出ていたんですね。朗読後はピアノの自動演奏が始まったり、訳によるニュアンスの違いや朗読を聴いて気づいたことなどを話しあったり、とっても贅沢な時間を過ごさせていただきました。
★小さな絵本美術館カフェ 響き館
白川通り宝ヶ池西入ル
075-708-7178
13時~18時 
火・水休
http://hibikikan.com/
by mmcmp | 2011-10-15 01:25 | 京都のカフェ | Trackback | Comments(0)
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