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酒粕の真実

酒粕の真実_f0119179_2325935.jpg先日スーパーで酒粕を見かけたので、「京永野」に醸造アルコール無添加の酒粕を買いに行くことにしました。モモがいないとなかなか行けない遠さですが、あちこちにまだ残る紅葉を見ながら楽しく到着しました。
レジでお店の人に「これは何という銘柄のお酒の酒粕ですか?」と聞くと、「まつもとです」と。伏見の観光名所にもなっている寛政3年創業の老舗、松本酒造のものでした。「桃の滴」は一般的ですが、「澤屋まつもと」という純米酒は扱う店が少ないそう。「この酒粕はお酒を絞って出来たものです」とおっしゃるので、そりゃそうでしょうよと思ったら、なんと最近は融米造りといって水を含んだお米を溶かしてお酒を造る製法が多く、酒粕は出ないんだそう。なるほどウィキを見ると「かすは酒粕として使えず産業廃棄物として処理される」とあります。でもって、スーパーで見かける酒粕はホントは酒の粕ではなく、お酒とは別工場で最初から酒粕を作る目的で製造されたものだそう。知らんかった・・・。モモ母が子供の頃は確かに酒の粕だったはずなんだけど、いつから酒粕は酒の粕でなくなったんでしょ?京永野さんで売られているのは酒の粕ですが、最近はお酒を飲む人が減ったため酒粕の真実_f0119179_23305931.jpgに酒粕も減って、入荷時期も以前より遅くなっているそう。でも2月頃まではあるようです。貴重な酒粕で金曜夜は濃厚な粕汁にしました。
★京永野
紫竹上竹殿町
075-492-4010
10時~19時
http://www.kyonagano.com/index.html
by mmcmp | 2012-11-30 23:32 | 京都でお買い物 | Comments(2)
Commented by harutin52 at 2012-12-01 00:11
へぇー、知らなかったです。
私も、今日スーパーで酒粕を買ったところでした。最近の酒粕は、しっとりしていて美味しいと思っていました。昔は、布で濾したせいか、布目があって水分も少なかったと思います。
祖父は、それを電気コンロで炙って砂糖をつけて食べていました。
ここ最近、お腹が冷えるので、一人分の甘酒を作って飲もうと思います。
米麹から作ったのも美味しいですが、やっぱりお酒成分が欲しいので…。
モモ母さんも、お腹冷やさないでね。
Commented by mmcmp at 2012-12-02 00:10
私も知らなかったのですが、お酒を搾ってない酒粕は表示が清酒メーカーとは別の住所になってるはずとおっしゃってました。
急に寒くなったので、酒粕を買いたくなりますよね~☆あぶってお砂糖つけて食べる人も多いですね。私はもっぱら粕汁でお腹あっためてます!日曜以降寒くなりそうです。どうぞご自愛ください。
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