名越の祓の水無月は白

f0119179_23403853.jpg6月30日は夏越の祓。京都市内各地の神社で茅の輪くぐりや祓式が行われ、残り半年の無病息災を祈ります。うちの町内では数年前まで人形が各家に配られてたんですが、最近はやらなくなりました。なのでモモ母家にとって6月30日は「水無月を食べる日」です。水無月と言えばオススメは「出町ふたば」だけど、大行列を思うと出かける気にならず、近所のショッピングセンターで買って来ました。うーん、味はイマイチ。
「くるみの木」に一緒に行った70歳の叔母は大阪育ちで、現在は奈良在住だけど、水無月を食べる習慣はないそうです。和菓子屋さんでは見かけるけど、京都のように季節の変化が日常食や暮らしの中に生きているのが羨ましいと言っていました。まぁ京都でもクリスマスイブにケーキを食べても、夏越の祓に水無月を食べる若い子は少ないかも知れません。今年買ったのは抹茶水無月。でも伝統的な水無月は白い外郎に邪気を払う小豆を乗せたもので、子どもの頃は黒砂糖を使ったものと白黒2色だけ。抹茶が登場したのは比較的最近です。時代に合わせていろんなバリエーションがあって当然ですが、何事も認識が曖昧で、次世代にいい加減な伝え方をすると、間違った「伝統」を植え付けようとする歴史修正主義者に論理的な反論ができず、文化を変容されてしまいます。ちなみに夫婦同姓も、相撲の土俵女人禁制も明治以降のことです。日本古来からの伝統だと主張する人たちに騙されないようにしましょう。
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by mmcmp | 2018-06-30 23:28 | 雑感 | Comments(0)
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