「お蘭、登場」

f0119179_15491175.jpg26日まで大阪・サンケイホールブリーぜで行われた「お蘭、登場」を観ました。北村想とシス・カンパニーによる「日本文学シアター」第5弾で、江戸川乱歩の世界を描くというもの。人間椅子や鏡地獄など乱歩ネタも出てくるけど、あくまでモチーフ。空地小五郎と目黒警部が謎の女性お蘭に翻弄される現代のお話。犯罪統計資料が映し出され、獄死した兄弟の冤罪を匂わせるものの、多分それはお蘭の行動に理由がほしいから後付けされたんだろうなという感じ。キョンキョンの七変化に生歌も聴けるし、演出も凝っていて、娯楽としてはよく作られてるんですが、戯曲に物足りなさを感じて、これで8000円は高いよなぁというのが正直なところでした。北村想が元々あんまり好きじゃないのもあると思いますが、ホンに深みがなくてイマイチ。
役者は良かった。小泉今日子は女優を一時休業するそうで舞台はしばらく見納めらしく、変装や長い台詞に熱演し、高橋克実はキャラを存分に発揮して良い味出してました。人間椅子のイスカンパニーから堤真一とシス・カンパニーの楽屋話を繰り広げるのはおそらくアドリブによる日替わりサービス。ココイチのカレーをスタッフに差し入れるつもりが今半の上弁当になってたのに支払いは自分持ちとか、このやりとりのせいで、上演時間がどんどん長くなって社長に怒られると言ってましたが、結構マジかもね。堤の「先、行っていいっすか?」の台詞で芝居に戻るという流れ。本日千秋楽なので高橋さんは「もう3年やってる」と言ってた「グッディ」に来週から復帰するのかな?
http://www.siscompany.com/oran/gai.htm
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by mmcmp | 2018-07-26 16:48 | 観劇・鑑賞 | Comments(0)
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