今日も大原の話題です。先週の土曜日「
ワンドロップ」さんに「音吹畑」さんが野菜の店頭販売にやってきました。「音吹畑」は今年7月大原で新規就農したぱかりの20代カップル。お店の一角に自分達が作った野菜を並べて売っておられる様子も、何だか手作り市に出してるみたい。専業で頑張ろうとしている若手にエールを贈る意味で、「間引き人参」(1袋150円)を買いました。大根の間引き菜はよく見かけるけど、間引き人参って珍しいですよね。皮ごと食べて、葉っぱも食べてといわれたので、そのままの形を残してクリームシチューに入れました。皮がやわらかいので、爪でこそげ落とすと土で黒くなったところもすぐにキレイになりました。人参そのままの形がシチューに浮かぶ姿は、なかなか可愛いかったです。
こんな風に作った本人が直接野菜を売るのは、とても良いことだと思い
ます。事故米やメラミン混入騒ぎを見ていると、流通経路がかなり複雑。消費者と対峙する緊張感がないと、人の口に入るということがどういうことかというリアリティがどうも乏しくなるようです(「
事故米より怖い国産」という話もあります)。作った商品が売れるのを自分の目で見ることって大事ですよね。買い手にとっても作り手の顔が見え、聞きたいことを直接聞けるのは有難い。「音吹畑」さん、多分、これからいろんな困難が待ち受けてると思うけど、頑張ってください!
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