
今年も終戦記念日を迎えて様々な報道がありました。
樺太や
インパールは見れなかった為、再放送を見たいと思いますが、Nスペはどれも反響が大きかった様です。「
731部隊の真実」も
関係者を知る人のツイートやアメリカにデータを提供した
幹部は罪を問われず、戦後は
医学界や製薬会社の重鎮になったことをつぶやく人。古いけど
叔父が当事者というつぶやきも。関係者を悪魔だと書いてる人もいたけど、彼らが特別なんじゃない。ごく普通の人を悪魔にするのが戦争。仕事熱心な人ほどその傾向が強く、仕方なかったと罪の意識が希薄。お国の為、上司に逆らえず、正義に反することをし続ける人、今も見せられていますよね。
怖いのは狂った装置の歯車になることとのツイート、同感です。
驚くのは、こうした証言があるにも関わらず、731部隊の人体実験は捏造だと主張する人が結構いるらしいこと。思えば安倍さん達だって、自分が認めたくないことは証言や証拠書類が出て来ても認めない。似た危うさを感じます。
ものが言いづらい空気があればこそ、
渡辺弁護士が言う様に
初めて証言する気になった人もいるのかも。母と弟を殺したという
村上さんはじめ当事者の証言はどれもリアル。経験者はもっと語って欲しいし、かつて当事者から証言を聞いた人はその時の様子も語って欲しい。
飢餓の部隊や
浮浪児狩り、
餓死や戦病死、戦場別の戦没者数など、記録し、記憶しておかなければいけないことが、たくさんあります。